令和２年度事業所評価の結果について

 

　フォスターでは、東京都の規定に従い、令和2年12月から令和3年1月にかけて、事業所の評価を行いましたので、結果を公表致します。

　評価は、①保護者による事業所評価、②事業所内での評価、の二点について行っております。

 

【評価方法】

①保護者による事業所評価

　東京都指定の評価用紙を保護者に配布し、記入して頂いた上で、回収し、結果を数値と自由意見としてまとめました。

　評価の正当性を期するため、無記名での評価をお願いしました。匿名性を担保するために、評価用紙と一緒に、送信先を記入した返信用封筒を配布し、無記名で投函して頂くことと致しました。

　全利用者23名のうち、22名から回答を頂くことができました。

②事業所内評価

　この保護者による評価結果を踏まえて、事業所内で、職員で話合い、事業所内の評価と致しました。

 

【評価結果の解釈】

　多くのご利用者様から回答を頂けたことから、皆さまのご協力の気持ちが伝わってきました。

　①活動スペース、④個別支援計画の質、⑭個人情報管理、⑰子どもが通所を楽しみにしているかどうか、⑱事業所に対する満足度、の項目には、特に高い評価を頂きました。

フォスターでは、活動場所を２か所設け、スペースを確保するとともに、お子さんの個性に配慮した活動を行っています。

また、個別支援計画には特に力を注いでいます。詳細にアセスメントを行った上で、保護者の方とご相談させて頂いております。半年ごとのモニタリングでは、評価結果をきちんとご報告しております。このようなフォスターの取り組みを評価して下さったことを、大変嬉しく思っております。

活動スペースや個別支援計画などへの取り組みが、お子さんの楽しみに、引いては、保護者の方の事業所に対する満足度につながったのだと思います。

⑫の保護者との意思疎通の項目については、「メールをしても返信がないことがあり、伝わっているか不安になる」という厳しいご意見を頂きました。これについては、職員としても、大いに反省しています。評価表のまとめにも記載しました通り、info@foster.tokyo または foster_no2_1995@yahoo.co.jp に頂いたメールは、職員全員が見ているのですが、各自のメールボックスからは、誰かが返信しているのかどうかの確認ができないため、曖昧なまま返信せずに終わったケースがあったと考えられます。すぐにシステムを変えることは難しいため、今後は職員同士の連携を密にして、返信漏れがないように、注意していきます。

　その他、評価表に記したコメントをご参照下さい。

　フォスターでは、皆様の率直なお考えを知るために、毎年、匿名での評価を行っています。時に厳しいご意見も伺いますが、これをきっかけに、業務の改善に努めて参ります。

 

　保護者の皆さまのご協力に感謝致します。ありがとうございました。

 

令和３年１月２７日

 

フォスター　野上尊子